20131114

CHEESE SANDの記録 / 美瑛放牧酪農場

  美瑛放牧酪農場へ行ってきました。




11月11日(月)北海道・美瑛にある美瑛放牧酪農場へお伺いしました。
http://www.biei-farm.co.jp/

とても素敵な写真があるHPなのでぜひ、見てみてください。

渋谷のVIRONなどを経営され、理念やこだわりがあり尊敬している会社さんです。

3年ほど前に乳製品事業をやられるとお伺いし、CHEESE STANDオープン前にご相談などをさせていただきました。
チーズなどは作られていませんが、現在牛乳やバターを作られています。

現在では、材料へのこだわりから、北海道美瑛町で22万坪の農場でジャージー牛を放牧する「美瑛放牧酪農場」を自社で開設しています。ストレスの少ない環境で育った牛から、自家製の酪農製品をつくり、自社農場でも小麦を生産。美瑛町でとれた小麦と共に原材料として使用し、安心・安全・流通がしっかり確認できる商品づくりにも乗り出しました。(HPより抜粋)



現状の酪農・乳業界に思うところがあり、いつかは牛を飼うところまでとの目標を胸に、どのように運営されているのか牧場と乳製品の工房見学をさせていただくことに。


雪が降る前の今年最後のチャンス、と思い、強引に日帰りで出かけたのですが、旭川空港には5分ほど雪かきのため着陸できないほど雪が....。
着いた時には1℃。寒い...。


雪に覆われた丘陵の風景と雲で全部が白!

雪の中車の運転の経験がないなか日差しも差し込んできたおかげで何とか美瑛の町まで。






たどり着くと、雪の中でたたずむ牛。いや、突然の雪で草があるのかわからないのか、立ち尽くす牛たち。

帰るころには日差しで雪が解け始め、くつろいだり、草を食べたりしていました。

現在60頭ぐらいのジャージー(最近はブラウンスイス)も飼われているとのことです。
これだけ広々とした中で好きな時に草を食べ、ゆったりとできるのは牛にとってとても幸せなことです。

牧場で牛の飼育についてや餌のことなど説明を聞き、乳処理やバターの工房も特別に許可を得て中へ入れさせていただきました。


3日前に生まれた子牛。バンビみたい。
コンクリートうちっぱなし。作業が外からでも見学できるようにガラス張りの工房。

配管。すごい。

特別に許可を得て、中へ入れさせていただきました。これ、うちもやろう。

ジャージ牛で作られたバターなのでとても黄色いです。

脂肪球を均質化する機械。初めて見たけど意外とコンパクト。
牧場の見学やスタッフの方のお話で感じたのは牛への愛。そして工房の見学で考えさせられたのは、徹底した衛生管理。
もっともっと改善できることがあると感じました。

強硬なスケジュールでしたが、大変学ぶところの多い1日でした。