20121223

CHEESE STANDの記録 / 「ブッラータ」デビュー!!

  TOKIO BURRATA 東京ブッラータ


ついに完成しました。
その名もブッラータ。

中から生クリームがとろり




モッツァレラタイプのチーズを巾着状にしたものに繊維状にしたチーズとクリームが入っているイタリア・プーリア州の伝統的なチーズ。

イタリア好き、チーズ好きの方で嫌いだということを聞いたことがないほど一部の人には愛されてやまないチーズです。

おそらく日本で初めて製造に成功しました!

コアなファンがいらっしゃるのにも関わらず、あまり見かけないのはなぜか。

日持ちがしないため、空輸されたものしか日本にはなく、空輸のため値段も高くなり、日持ちがしない=ロスになるため取扱量自体が少ないチーズだったからです。





オープン当初から卸先やレストラン関係者の方から「ブッラータは作らないの?」とお声がけいただいていました。

けれども作ったこともなければ、イタリアから空輸したものを食べたのも数回だけ。

googleの画像検索で調べたり、動画を参考にして最初は見よう見まねで作ってみました。


最初は中身のクリームが固まってしまったり(そもそものクリームが違った)、繊維状のものがうまくつくれなかったり、外の巾着上の部分が破れたり。

11月にはベトナムのPizza 4P'sの益子さんがご来店いただいた際に、ブッラータの比較なんかもしました。



輸入品を取り寄せて中身を確認したり、チーズに詳しい方のアドバイスを聞いたりと2か月ほどトライ&エラーを繰り返し、ようやく安定した商品が作れるようになってきました。

また現地のものはビニールひもでしばってあったりするのですが、衛生面などを考え、チーズで紐をつくってみたのもオリジナルとなります。



見出しにもあるように、東京から発信という意味で商品名にTOKIOという言葉を使わせていただきました。

1050円 / 150gで販売を開始しました。ぜひお試しください!
サラダとともに




今の時期、酸味のあるいちごなんかも合うかもしれません

20121218

CHEESE STANDの記録 / クリスマス"パンデピス"

  クリスマス "パンデピス"


ついに来週はクリスマスですね!

CHEESE STANDではクリスマス用に、「パンデピス」を販売します。

パンデピス(Pain d'Epices)とはシナモンやアニスなど香辛料が多くはいったケーキとなります。

写真: 【クリスマス告知】
もうすぐクリスマスですね!
CHEESE STANDでは23日からクリスマス向けに「パンドエピス」を販売します!
スパイスの効いたパンドエピスはミルクの甘みと相性が抜群でスライスし、リコッタを塗ったり、モッツァレラを載せて焼くと美味しくお召し上がりいただけます!
詳細については後ほどアップします!




CHEESE STANDではシュトーレンではなく、パンデピス。

香辛料と、リコッタやモッツァレラのミルク自体の甘さがとてもマッチするからです。


今回はパティシエの内海氏に作って頂いています。
内海氏はアランデュカス×シャネルのベージュ東京でも腕をふるったパティシエです。CHEESE STANDの多くのデザートを監修して頂いています。

Maiko Utsumi

  • 1999年 北海道大学卒業
  • 2000年 辻製菓専門カレッジフランス校卒業
  • フランス「パティスリーランペリアル」「レストラン ラン パニエドマルシェ」などの勤務
  • 2006年アラン・デュカス×シャネルのレストラン「ベージュ東京」にてシェフ・ド・パルティー
  • 2009年「Neyn」パティシエ



お勧めの食べ方は、

  • 薄く切って、スライスしたモッツァレラをのせて焼く
  • もしくは薄くスライスしたパンデピスと同量のリコッタをのせて、少量のはちみつをかける

12月21日(金)から販売を開始します!
ご希望の方はご予約いただければ幸いです。




20121209

CHEESE STANDの記録 / カチョカヴァッロ

  カチョカヴァッロ


11月から販売を開始したカチョカヴァッロ。おかげさまで大変ご好評をいただいております。



caciocavallo

  • cacio (カチョ)はイタリア語の地方の言葉で「チーズ」を表す言葉。
  • cavallo(カヴァッロ)はイタリア語で「馬」を表す言葉。馬の鞍にぶら下げていたのが語源と言われています。


モッツァレラのように焼くと伸びる特徴を持ち、焼いた時に表面に焦げ目ができ、それを楽しんでいただくチーズです。
また日持ちがするのも特徴です。


※作り方例
  1. 1cmぐらいの薄さにカット
  2. テフロンのフライパンを使用し中火ぐらいで焼く
  3. 表面に焼き色がついたら裏返す

CHEESE STANDのカチョカヴァッロはミルクの甘みの香りが立ち込めるのが特徴です。

焼いた時の甘みが強く、チーズ特有の油分が滲みでてくるため、軽い酸があるトマトやバルサミコ、ワインなどの相性がいいと思います。

レストランさん、バーさんから多くの注文をいただいております。まだの方はぜひお試しください!!




20121202

CHEESE STANDの記録 / 2DAYS BAR 20121129

  "2DAYS BAR" SPBS × SHIBUYA CHEESE STAND


illustrated by 有馬祐己氏



11月29日(木)、30日(金)に同じ渋谷区神山町のSHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS (SPBS)さんとタッグを組んで、2日間限定でワインとチーズが楽しめる「2DAYS BAR」をSPBSさんにて開きました。


SPBSさんはデザインから、選書まで個人的にも本当に大好きな本屋で、何度も通っていました。SPBSさんがあったからこの神山町で物件を探していた、といっても過言ではありません。

昨年行われた「シェ・パニース」のイベントOPEN HARVESTもSPBSさんがかかわっています。このイベント後にこういった食や職を受け入れる地域である神山町エリアで店を出すという思いが確信に変わりました。

 ※OPEN HARVEST in SHIBUYAの記事はこちら


神山町という地に根付いている先輩の店舗さん。
そんなお店とコラボさせていただけるとお話をいただけたときは本当に嬉しかったです。


実は2010年のSPBSさんのライフネット生命・代表取締役副社長の岩瀬大輔さんが講師の「第2回岩瀬大輔のアントレプレナー塾」でチーズ事業について発表させていただいた経緯もあり、数ある飲食店の中から選んでいただけました。

 ※シブヤ経済新聞さんにも告知をしていただきました→こちら


普段店で出していない、フィンガーフードやワインも用意しました。

金曜の夜は満席で入れないお客様も。。
おかげさまで用意していたフード、ワインはほぼ完売しました!

普段一緒に仕事をしないメンバーでゼロから企画を実行していくものはとても楽しかったです。

また神山エリアの店舗さんとともに何かイベントをしていきたいです!!