私の想い
コンセプトは「街に出来立てのチーズを」です。
モッツァラレラチ-ズやリコッタは出来立てが美味しいんです。その名の通りフレッシュだからです。
ナポリの大学の調査では3日で味が落ちるとも言われています。
今までって北海道とか山奥にある酪農家に足を運ばなきゃ食べられなかった。
高級スーパーや百貨店に行っても並べられているのはイタリアや北海道から何日もかけて輸送されてきたものだった。
長持ちさせるために保存料を使ったものだったりもした。
パーティーやワインのおつまみとして出される時と場を選ぶカッコいいものだった。
土日の朝食の食パンだってとろけるチーズは毎回食べさせてくれなかった(ウチだけ!?)。
チーズって何か遠い存在、ちょっと肩肘張った存在だったんじゃないかと思います。
「 CHEESE STAND 」はこのフレッシュチーズを日常のものにできないかと考えて始めたshopです。
実は私、以前ピッツァイョーロというピッツァ職人をやっていました。10年ほど前バックパッカー時代にナポリの地でピッツァに感動して飛び込みで修業をさせてもらったんですけれども、ナポリの町にはチーズ屋さん(近郊の農場で作ったものを売る店)が辺りにゴロゴロある。豆腐屋さんのように当たり前にある。
ピッツァが主食の土地だから当たり前かもしれないのだけれども、あの時食べた、滴り落ちる濃厚なミルク感、キシキシという出来立ての食感にものすごく感動したんです。
この感動を皆さんにも味わって頂きたい。身近なものにしたい。そう思いました。
もうひとつ、チーズに関するエピソードを。
大学でイタリア語学科に籍を置いており、卒業論文で「日本で水牛モッツァレラはつくれるか」について取り組みました。
いや、実際は取り組んでいくうちに、 (今考えれば当たり前なのですが。。。)畜産分野の内容になってしまい教授から却下されて、仕上げたのは「イタリアの水牛モッツァレラ」。ナポリの大学にも調査にも行きました。
何が言いたいかといかというと、それぐらいチーズが好きなんです。
コツコツと10年間アイデアをブラッシュアップしてきたshopがこの「CHEESE STAND 」なのです。
店内で作った出来立てのフレッシュチーズをぜひ食べてみてください。
パニーニやサンドイッチなど日常のものに色々な具材を挟んでお召し上がり下さい。
もしくは、フレッシュチーズを使ったカップサラダなんかも用意しています。
カルシウムや良質なタンパク質など栄養価が高いチーズはそれだけでも一食として十分です。
全く話は変わって、会社名の「nobilu」は読んで字のごとく「のびる」と読みます。
チーズも伸びて、shopも自分も成長していきたいという思いが込められています。
私もすでに30歳になってしまいましたが、まだまだ伸びなきゃいけません。
チーズを使った商品、色々考えています。もっともっと身近なものにしたいと考えています。
皆さん楽しみにしていてください!!
では、今後とも宜しくお願い致します。
2012年4月
株式会社nobilu
代表 藤川シンジ
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