さて、主力商品となるサンドイッチの試作に入っています。
パン屋さんは計画段階のかなり前から「ここ」にするときめていました。
それは、東新宿の若松河田にあるパン屋さん「峰屋」さんです。
「峰屋」さんはグルメバーガーと呼ばれる多くのハンバーガー屋さんにバンズや、多くのフランス料理店やビストロにバケットを納入されている街のパン屋さんで、パンの特徴はというと、天然酵母を用いた香り豊かなパンをつくっています。
店主の高橋さんは職人気質ですごく尊敬できる方で、高橋さんについては新宿駅東口のショップ「ベルク」の本にも詳しく載っています。
この写真はちょっとこわいっすね、笑と高橋さん |
「食の職 小さなお店ベルクの発想 迫川尚子(P-Vine Books) 」
試作の話をします。
当初、モッツァレラチーズを挟んで熱して伸ばしたいという思いからパニーニを想定しました。
サンプルを作っていただいた際に、そのままパンを食べても、酵母の香りがふわっと香り最高のパンでした。パン自体は最高で何の問題もありませんでした。
しかし、パニーニという商品力自体が弱いのではないかと思っていました。3年ほど前に流行りそうではやらなかった。その理由としては、
- プレスするせいで、ボリュームは同じでも、少なく感じてしまう。
- 具があまり多く入れることができない。物足りない。
- パニーニ特徴の白くねっちょりしたパンというイメージが日本人には合わない(峰屋さんは要望に応じて作ってくれます。)
高橋さんに試食もしていただき、サンドイッチにしよう。という方向となりました。
サンドイッチのテストについても、書いていきます。